昨年の6月から荒川河川下流事務所と北社会保険病院に「防災ヘリポート」の活用について相談してまいりました。
北社会保険病院は伊豆諸島などの島嶼医療も担う病院ですが、屋上にあるヘリポートはホバリングしかできない事を聞いておりました。災害時の医療のためにも、ヘリは必要です。
また、岩淵水門の先にある「防災ヘリポート」は、これまで災害時に利用することを想定して訓練が行われてきましたが実際の利用はありませんでした。防災の施設といえども、日常的に使用していなければ、イザという時に使えません。
この度の覚書締結は、「防災ヘリポート」や「防災リーバーステーション」など利活用の取り組みの一つであると思います。
災害時には、日頃行っていることしかできません。
この締結で終わることなく、活用のための訓練を行い、救急医療に役立てて欲しいと思います。